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ドローン検定 ドローンレース界の草野球的存在!DRONE LEAGUE=ドローンリーグが発足!

みなさまこんにちは、GDS大阪校のドローン検定公認指導員、シミカツです。

 

7月12日にプレスリリースがありました、 ドローン検定がサポートするドローンレース「DRONE LEAGUE」(ドローンリーグ=通称Dリーグ) についての問い合わせが増えてきましたので、ここで解説したいと思います。

 

ただ、まだ未確定な部分や、まだ書けないこともあったりしますので、今の時点で決まっている事だけをここで整理しますね。

 

DRONE LEAGUE は、『参加して楽しい、ドローンレース界の草野球的存在』を目指します!

みなさんはドローンレースって見たことがありますか?

 

少し前に、テレビ番組の 情熱大陸で二十歳のドローンパイロットとして高梨智樹さんがレースに出場して操縦する場面がご紹介されてましたが、今やドローンレースは世界中で開催されていて、賞金総額が億単位のレースまであります。

 

これは2016年のドバイで行われたドローンレースの動画です。

ドローン検定のリリースにもありますが、これらは参加する人はもとより、見てる人も楽しめる興行的な側面を持ったレースであり、野球で例えるとプロ野球にあたります。高度なテクニックを要求されますし、機材もカスタムしたとても早いスピードが出るドローンを使用します。

 

一方、DRONE LEAGUEが目指すのは、プロ仕様のドローン機材ではなく市販のドローンでも参加できる、そして参加した人が楽しめるドローンレースです。みなさんの近くにも休日にチームを作って野球を楽しんでいる人がいると思います。その方たちは誰かに見せるために野球をしているわけではなく、やっぱり自分たちが楽しいからだと思います。DRONE LEAGUEはそんな草野球的ドローンレースを目指します!

 

DRONE LEAGUEの構成は?

今のところ、DRONE LEAGUEは3部構成になっています。

  • ホワイトブック(目視内レース)
  • ブルーブック(目視外=FPVレース)
  • レッドブック(プロレース)

これらは、それぞれにルールが定められていて、そのルールによって構成が分かれているようです。このあたりは追って発表があると思われます。

また今のところ、レーサーライセンスはホワイトブックのみの開催ですが、来年にかけてはその他のライセンスも順次整備されて行く予定です。

まずは今年の9月7日に第一回目のレースが青森県において開催されることが決定しておりますが、それ以降も開催地やレースの企画が進んでいるようですし、首都圏や関西地区で開催してほしいですね。

 

DRONE LEAGUEに参加する方法は?

ドローンリーグの出場するために必要なステップはただ一つ。ドローンレーサーライセンスを取得する事です。レーサーライセンスは、全国の「ドローン教習所」(ドローン検定協会の登録商標)にて、基礎技能講習を修了後、レーサー講習を受講することで取得可能です。

 

やはり誰でも参加できると言ってもドローンが操縦できて基本的なドローンの知識を持ち合わせていることが重要ですから、基礎技能ライセンス=3級試験+基礎技能講習の受講は必須といえますね。

 

GARDENZ Drone School大阪校では、8月24−25日、9月の平日と土日、それぞれで基礎技能講習を開催中です。ドローン検定を持ってない人は3級講習を、持っている方は基礎技能講習を受講することでレーサーライセンスの取得が可能になります。

GDS大阪校の基礎技能講習についてはこちら

 

レーサーライセンスを取得後は、ドローン検定のメンバーサイトからエントリーが可能になります。

 

この機会に是非、基礎技能講習を受講してドローンレースに参加してみてください。これからのDRONE LEAGUEが楽しみです。

 

 

ドローン操縦士資格を取るなら、ドローン教習所 GARDENZ大阪校で!

屋根点検にドローン(クラウド)活用|積水ハウスが8月1日からサービス開始

積水ハウスが自社建築物件向けの定期点検にドローンを活用するそうです。

 

積水ハウスは16日、自社で建てた戸建て住宅を対象に、複数のロボットやドローンを使った点検サービスを8月1日から始めると発表した。床下や屋根などをカメラで撮影し、クラウド経由で画像をオフィスと共有。専門スタッフが不具合の有無を即時に診断する。

 

屋根点検にドローンを活用する例は今までも(今でも)かなり行われているんですが、珍しいのは「クラウド経由」で「即時診断」という点じゃないかと思います。

 

おそらくドローンで撮影した画像をオフィス(のどこかにある診断する部署)とインターネット経由で共有し、そこで「あーでもないこーでもない」と言いながら診断結果まで一括で出せるんじゃないかと思われます。あとは、大量の画像や高解像度の映像を送るには5G技術が必要なので、そのあたりも(書いてないですが)何かあるものと思われます。

 

フォーマットに沿った項目を診断するので、現地で全て完結できるのが強みなのでしょう。他社であれば持ち帰って後日、みたいになると思いますね。

積水ハウスのニュースリリースはこちら(PDF)

 

これ、何かと似てるなと思ったら、医療現場で用いられる「画像診断」と原理的には同じじゃないでしょうか。

MRIやCTなどの画像をサーバーで送り、遠隔地であっても医師が診断できるシステムで、これによって医療施設や設備が不足している地域であっても画像診断を受けられるというもの。地方で医療設備が整ってない地域なんかはいいサービスだと思います。あとは、海外からのセカンドオピニオンなども面白いかもしれません。

ドクターネット

 

積水ハウスのドローン活用サービスですが、今のところは自社の住宅のみで提供するようです。そのうちノウハウが溜まってくれば一般向けにも提供するかもしれませんね。

 

ちなみにこれだとDID地区と人モノ30m以内の許可があればOKで、道路から離着陸する場合は道路使用許可を地域の警察署に届けが必要ですね。

 

地域の工務店さんや建設業者さんなどは、屋根点検事業者として新事業展開しても面白いんじゃないかなーと思いますね。(本日の画像は、積水ハウスさんのリリース画像から引用させていただきました)

 

 

ドローン操縦士資格を取るなら、ドローン教習所 GARDENZ大阪校で!

ドローン検定の基礎技能講習についてできるだけわかりやすく説明するよ!

この前、 ドローン検定の基礎技能講習って、受ける意味があるのかないのか 、について書きましたが、たまに 『基礎技能講習ってどんなことをするんですか?』という質問を頂いたりしますんで、もう一度かんたんにまとめておこうと思います。

 

ドローン検定協会のWEBサイトにほとんど載ってないので、ドローン検定の3級に合格して次に基礎技能講習を受けてみようかな、と思う人はどんな内容なのかわからないようです(と、この前問い合わせで言われました)。

 

 

基礎技能講習は、ドローン検定協会の資格『ドローン操縦士』を取得するために必要な技能講習です

「ドローン検定」は1〜4級まであり、試験が年に6回(奇数月)あります。

 

そして4級以上の筆記試験に合格すると、技能講習を受講することが出来ます。

 

技能講習を受講し修了試験に合格すると、ドローン操縦士資格が取得できます。

 

同時に「技能認定証」がドローン検定協会から発行されますが、これがあることによって航空局の飛行許可承認の発行がスムーズになります。

 

 

ドローン教習所のご案内

ドローン教習所というのは、ドローン操縦士になるために必要な座学と技能を学べる機関です。

 

画像にドローン教習所へのリンクを張っていますので、ご興味ある方はクリックして見てみてください

ドローン教習所TOP

 

こちらが、教習所ページ内にあるGARDENZ Drone Schoolのバナーです

GDS大阪校バナー

 

この基礎技能講習は、ドローン検定協会の直轄校である「ドローン教習所」でしか受講できません。

 

ドローン教習所の説明について、ドローン検定協会の「ドローン教習所」のページから引用します。

『ドローン教習所』は、ドローン検定協会の登録商標です。ドローン検定協会が全国に展開する「ドローン教習所」では、基礎技能講習及び応用技能講習が実施されています。自動車学校とドローン検定協会が共同で開発した自動車教習のノウハウを取り入れた無人航空機講習カリキュラムによって、受講開始までに無人航空機の操縦経験がなくても、修了時には許可・承認申請に必要な最低限の操縦能力を身に着けることができます。

 

特に大事な箇所はここです。

 

自動車学校とドローン検定協会が共同で開発した自動車教習のノウハウを取り入れた無人航空機講習カリキュラムによって、受講開始までに無人航空機の操縦経験がなくても、修了時には許可・承認申請に必要な最低限の操縦能力を身に着けることができます。

 

許可申請に必要な最低限の操縦能力を身につけることが出来る、ということですね。

 

またDIPS(ドローン情報基盤システム)と連携していまして、

 

https://www.dips.mlit.go.jp/portal/

 

 

無人航空機の飛行許可申請をインターネットで出来るサービスのことです。飛行許可承認の申請には、技能認定証をデータでダウンロードしてそのまま申請することが可能です。(書類の一部省略が出来ます)

 

 

最低限の操縦能力を身につけるためにドローン教習所で行うカリキュラム

基礎技能講習はシミュレーターが9割

 

これは以前のブログでも書きましたが、基礎技能講習はシミュレーターが9割です。9時間以上のシミュレーター訓練をしてもらいます。

 

シミュレーターというのはよく出来ていまして、 何回墜落しても壊れません!素晴らしいですね。

 

まずは、プロポの持ち方からはじめましょう。モード1と2の切り替え(だいたい2で行いますが、経験者で1に慣れている人は1で行います)、親指のポジションの確認などをしていきます。

 

こんな感じですね

 

そして高度維持機能(ホバリング)やGPSをオンオフしたりしながら、まっすぐゆっくり動かす操作をします。エルロン、ラダー、エレベーター、スロットルを的確に入れながら微妙なコントロールの訓練をしたりします。

 

基本的な操作を身につけることが目的ですから、あらゆる条件下のもとで飛行させます。そしてどんな条件下でも正確にコントロールができるように、シミュレーターを使用するのです。遠近感、風速、直線、曲線、クアッドコプターやヘキサコプター、オクトコプターなども使用します。

 

こういうのを9時間続けて訓練することで、基本的な操作を身につけることが出来るのですね。

 

 

実機訓練は1時間です

実機ではDJI製のドローンを使用します。

こちらは人数と会場の関係で決めさせて頂いておりますが、Spark、MINI2、Phantom4などを使います。

たまにTelloを使うこともあります。いろんな機種を使うことで動きの違いなどを実感してもらいます。

 

シミュレーターで9時間以上の飛行訓練を終えると、ほとんどの方はきちんとした操作方法を身につけておられます。もう十分に飛行許可申請をすることが出来るとは思いますが、実機でも訓練を1時間する必要があります。

 

まずはシミュレーターでやったことを思い出しながら以下のポイントに沿った訓練を行います。

 

  • 正確な離着陸
  • ホバリング
  • 前後左右の移動
  • 3地点間を正確に結んでの移動(三角)
  • 8の時の飛行訓練

などです。

 

また、実機訓練ではカメラを見ながら着陸地点を探したり、目視での遠近感の違いを実感してもらう訓練なども行います。

 

 

座学も1時限おこないます

 

機体を飛行させるには、機体の点検をしたり、安全システムや飛行ルール、そしてみなさんが基礎技能講習を受けた後に行う「飛行許可申請」について、その方法などを理解しなければなりませんので、そのあたり、検定の筆記試験にはないようなことをレクチャー致します。

 

 

以上、基礎技能講習の内容を3つに分けて書きました。

 

9時間+1時間(座学)+1時間(実機)の合計11時間を2日間で行います。

 

休憩も入れて、だいたい13〜14時間ぐらいでしょうか。基礎技能ライセンスコースを2日間で行う場合は、これに3級講座が4時間加わりますので、毎日9時〜18時ぐらいまでです。

 

時々、これに応用技能講習(目視外飛行や夜間飛行など)も同時に、というリクエストがあります。

 

その場合は21時とかまで行うこともあります。(基礎技能講習と応用技能講習の同時申し込み、同時開催が可能です。希望の方は問い合わせください)

 

以上、ドローン検定・基礎技能講習についての説明でした。

 

 

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