ドローン検定3級と基礎技能講習が同時に取得できる!ドローン操縦士ライセンス講習会を開催しました
こんにちは、GDS大阪校(GARDENZ Drone School)公認指導員のシミカツです。
さて、梅雨も開けた7月最終の週末の大阪で、27〜28日に基礎技能ライセンス講習会を開催しました。
基礎技能ライセンス講習会というのは、本来ドローン検定の4級以上の試験を受けた方が参加できる基礎技能講習を、3級の取得と同時に行ってしまおう、という講習会です。
ん?まずは試験を受けないといけないんじゃないの?
という疑問を持ったあなた、正解です。
今まで(というか今までも)、まずはドローン検定の試験を受けて合格された方が、最寄りのドローン教習所で基礎技能講習を受講するというのが一般的な流れなのですが、この「基礎技能ライセンス講習会」というのは、# 基礎技能講習と3級講習を同時に開催して同時に取得してしまおう!という、試験勉強をしたくない、試験勉強をする時間がない、試験が終わったばっかりで次の試験まで2ヶ月もある、 なんとかしてくれ!という方にぴったりなコースとなっております。
また、通常3日間で行われる基礎技能ライセンス講習会ですが、今回はそれさえも短縮して2日間で開催してしまいました。
ということで、受講生の方には事前に「休憩時間もあまり取れないかもしれませんがよろしいですか?」と確認を頂いた上での講習となりました。
ということで以下、レポートです。
1日目はシミュレーター訓練からスタート
まずは初日、7時間のシミュレーター訓練を行います。
スタートは9時45分〜昼休憩を30分のみ、それ以外はずっとプロポを持っていると行った状態で、ドローン漬けの一日を過ごして頂きました。この日は7時間弱の飛行時間となりました。
受講生さんはモニター、講師はスクリーンを見ながら飛行の様子をチェックします。
2日目はシミュレーターと実機講習&修了試験
朝からシミュレーターにて2時間飛行訓練を行い、そのまま1時間ほどの実機講習です。その後技能修了試験を行ってからようやくランチタイム。それも20分弱しかありません(笑)
その後、3級講座を4時間行って無事終了となりました。
この日の参加者は愛知県からで、全くの初心者でドローンを買ったまま未開封(笑)ということでしたが、やはり集中してプロポを操縦していたのが良かったのか、終わるころにはエルロン&ラダーを駆使して8の字飛行もなんなくクリアされてました!
実機ではこんなに集中して飛行することが出来ませんが、やはりシミュレーターだと全然上達度合いが違いますね。
GDS大阪校では、通常の基礎技能ライセンス講習は3日間ですが、特別に2日間でもお受け付けが可能です。(今回のようにすごく忙しい2日間ですが)
ただし、他の参加者さんがいらっしゃらない場合に限りますので、もし2日間をご希望の方は、お気軽にメールもしくはお電話などで連絡ください!
ドローン操縦士資格を取るなら、ドローン教習所 GARDENZ大阪校で!
ドローン検定 ドローンレース界の草野球的存在!DRONE LEAGUE=ドローンリーグが発足!
みなさまこんにちは、GDS大阪校のドローン検定公認指導員、シミカツです。
7月12日にプレスリリースがありました、 ドローン検定がサポートするドローンレース「DRONE LEAGUE」(ドローンリーグ=通称Dリーグ) についての問い合わせが増えてきましたので、ここで解説したいと思います。
ただ、まだ未確定な部分や、まだ書けないこともあったりしますので、今の時点で決まっている事だけをここで整理しますね。
DRONE LEAGUE は、『参加して楽しい、ドローンレース界の草野球的存在』を目指します!
みなさんはドローンレースって見たことがありますか?
少し前に、テレビ番組の 情熱大陸で二十歳のドローンパイロットとして高梨智樹さんがレースに出場して操縦する場面がご紹介されてましたが、今やドローンレースは世界中で開催されていて、賞金総額が億単位のレースまであります。
これは2016年のドバイで行われたドローンレースの動画です。
ドローン検定のリリースにもありますが、これらは参加する人はもとより、見てる人も楽しめる興行的な側面を持ったレースであり、野球で例えるとプロ野球にあたります。高度なテクニックを要求されますし、機材もカスタムしたとても早いスピードが出るドローンを使用します。
一方、DRONE LEAGUEが目指すのは、プロ仕様のドローン機材ではなく市販のドローンでも参加できる、そして参加した人が楽しめるドローンレースです。みなさんの近くにも休日にチームを作って野球を楽しんでいる人がいると思います。その方たちは誰かに見せるために野球をしているわけではなく、やっぱり自分たちが楽しいからだと思います。DRONE LEAGUEはそんな草野球的ドローンレースを目指します!
DRONE LEAGUEの構成は?
今のところ、DRONE LEAGUEは3部構成になっています。
- ホワイトブック(目視内レース)
- ブルーブック(目視外=FPVレース)
- レッドブック(プロレース)
これらは、それぞれにルールが定められていて、そのルールによって構成が分かれているようです。このあたりは追って発表があると思われます。
また今のところ、レーサーライセンスはホワイトブックのみの開催ですが、来年にかけてはその他のライセンスも順次整備されて行く予定です。
まずは今年の9月7日に第一回目のレースが青森県において開催されることが決定しておりますが、それ以降も開催地やレースの企画が進んでいるようですし、首都圏や関西地区で開催してほしいですね。
DRONE LEAGUEに参加する方法は?
ドローンリーグの出場するために必要なステップはただ一つ。ドローンレーサーライセンスを取得する事です。レーサーライセンスは、全国の「ドローン教習所」(ドローン検定協会の登録商標)にて、基礎技能講習を修了後、レーサー講習を受講することで取得可能です。
やはり誰でも参加できると言ってもドローンが操縦できて基本的なドローンの知識を持ち合わせていることが重要ですから、基礎技能ライセンス=3級試験+基礎技能講習の受講は必須といえますね。
GARDENZ Drone School大阪校では、8月24−25日、9月の平日と土日、それぞれで基礎技能講習を開催中です。ドローン検定を持ってない人は3級講習を、持っている方は基礎技能講習を受講することでレーサーライセンスの取得が可能になります。
GDS大阪校の基礎技能講習についてはこちら
レーサーライセンスを取得後は、ドローン検定のメンバーサイトからエントリーが可能になります。
この機会に是非、基礎技能講習を受講してドローンレースに参加してみてください。これからのDRONE LEAGUEが楽しみです。
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屋根点検にドローン(クラウド)活用|積水ハウスが8月1日からサービス開始
積水ハウスが自社建築物件向けの定期点検にドローンを活用するそうです。
積水ハウスは16日、自社で建てた戸建て住宅を対象に、複数のロボットやドローンを使った点検サービスを8月1日から始めると発表した。床下や屋根などをカメラで撮影し、クラウド経由で画像をオフィスと共有。専門スタッフが不具合の有無を即時に診断する。
屋根点検にドローンを活用する例は今までも(今でも)かなり行われているんですが、珍しいのは「クラウド経由」で「即時診断」という点じゃないかと思います。
おそらくドローンで撮影した画像をオフィス(のどこかにある診断する部署)とインターネット経由で共有し、そこで「あーでもないこーでもない」と言いながら診断結果まで一括で出せるんじゃないかと思われます。あとは、大量の画像や高解像度の映像を送るには5G技術が必要なので、そのあたりも(書いてないですが)何かあるものと思われます。
フォーマットに沿った項目を診断するので、現地で全て完結できるのが強みなのでしょう。他社であれば持ち帰って後日、みたいになると思いますね。
これ、何かと似てるなと思ったら、医療現場で用いられる「画像診断」と原理的には同じじゃないでしょうか。
MRIやCTなどの画像をサーバーで送り、遠隔地であっても医師が診断できるシステムで、これによって医療施設や設備が不足している地域であっても画像診断を受けられるというもの。地方で医療設備が整ってない地域なんかはいいサービスだと思います。あとは、海外からのセカンドオピニオンなども面白いかもしれません。
積水ハウスのドローン活用サービスですが、今のところは自社の住宅のみで提供するようです。そのうちノウハウが溜まってくれば一般向けにも提供するかもしれませんね。
ちなみにこれだとDID地区と人モノ30m以内の許可があればOKで、道路から離着陸する場合は道路使用許可を地域の警察署に届けが必要ですね。
地域の工務店さんや建設業者さんなどは、屋根点検事業者として新事業展開しても面白いんじゃないかなーと思いますね。(本日の画像は、積水ハウスさんのリリース画像から引用させていただきました)