ドローン検定の基礎技能講習についてできるだけわかりやすく説明するよ!
この前、 ドローン検定の基礎技能講習って、受ける意味があるのかないのか 、について書きましたが、たまに 『基礎技能講習ってどんなことをするんですか?』という質問を頂いたりしますんで、もう一度かんたんにまとめておこうと思います。
ドローン検定協会のWEBサイトにほとんど載ってないので、ドローン検定の3級に合格して次に基礎技能講習を受けてみようかな、と思う人はどんな内容なのかわからないようです(と、この前問い合わせで言われました)。
基礎技能講習は、ドローン検定協会の資格『ドローン操縦士』を取得するために必要な技能講習です
「ドローン検定」は1〜4級まであり、試験が年に6回(奇数月)あります。
そして4級以上の筆記試験に合格すると、技能講習を受講することが出来ます。
技能講習を受講し修了試験に合格すると、ドローン操縦士資格が取得できます。
同時に「技能認定証」がドローン検定協会から発行されますが、これがあることによって航空局の飛行許可承認の発行がスムーズになります。
ドローン教習所のご案内
こちらが、教習所ページ内にあるGARDENZ Drone Schoolのバナーです
この基礎技能講習は、ドローン検定協会の直轄校である「ドローン教習所」でしか受講できません。
ドローン教習所の説明について、ドローン検定協会の「ドローン教習所」のページから引用します。
『ドローン教習所』は、ドローン検定協会の登録商標です。ドローン検定協会が全国に展開する「ドローン教習所」では、基礎技能講習及び応用技能講習が実施されています。自動車学校とドローン検定協会が共同で開発した自動車教習のノウハウを取り入れた無人航空機講習カリキュラムによって、受講開始までに無人航空機の操縦経験がなくても、修了時には許可・承認申請に必要な最低限の操縦能力を身に着けることができます。
特に大事な箇所はここです。
自動車学校とドローン検定協会が共同で開発した自動車教習のノウハウを取り入れた無人航空機講習カリキュラムによって、受講開始までに無人航空機の操縦経験がなくても、修了時には許可・承認申請に必要な最低限の操縦能力を身に着けることができます。
許可申請に必要な最低限の操縦能力を身につけることが出来る、ということですね。
またDIPS(ドローン情報基盤システム)と連携していまして、
https://www.dips.mlit.go.jp/portal/
無人航空機の飛行許可申請をインターネットで出来るサービスのことです。飛行許可承認の申請には、技能認定証をデータでダウンロードしてそのまま申請することが可能です。(書類の一部省略が出来ます)
最低限の操縦能力を身につけるためにドローン教習所で行うカリキュラム
基礎技能講習はシミュレーターが9割
これは以前のブログでも書きましたが、基礎技能講習はシミュレーターが9割です。9時間以上のシミュレーター訓練をしてもらいます。
シミュレーターというのはよく出来ていまして、 何回墜落しても壊れません!素晴らしいですね。
まずは、プロポの持ち方からはじめましょう。モード1と2の切り替え(だいたい2で行いますが、経験者で1に慣れている人は1で行います)、親指のポジションの確認などをしていきます。
こんな感じですね
そして高度維持機能(ホバリング)やGPSをオンオフしたりしながら、まっすぐゆっくり動かす操作をします。エルロン、ラダー、エレベーター、スロットルを的確に入れながら微妙なコントロールの訓練をしたりします。
基本的な操作を身につけることが目的ですから、あらゆる条件下のもとで飛行させます。そしてどんな条件下でも正確にコントロールができるように、シミュレーターを使用するのです。遠近感、風速、直線、曲線、クアッドコプターやヘキサコプター、オクトコプターなども使用します。
こういうのを9時間続けて訓練することで、基本的な操作を身につけることが出来るのですね。
実機訓練は1時間です
実機ではDJI製のドローンを使用します。
こちらは人数と会場の関係で決めさせて頂いておりますが、Spark、MINI2、Phantom4などを使います。
たまにTelloを使うこともあります。いろんな機種を使うことで動きの違いなどを実感してもらいます。
シミュレーターで9時間以上の飛行訓練を終えると、ほとんどの方はきちんとした操作方法を身につけておられます。もう十分に飛行許可申請をすることが出来るとは思いますが、実機でも訓練を1時間する必要があります。
まずはシミュレーターでやったことを思い出しながら以下のポイントに沿った訓練を行います。
- 正確な離着陸
- ホバリング
- 前後左右の移動
- 3地点間を正確に結んでの移動(三角)
- 8の時の飛行訓練
などです。
また、実機訓練ではカメラを見ながら着陸地点を探したり、目視での遠近感の違いを実感してもらう訓練なども行います。
座学も1時限おこないます
機体を飛行させるには、機体の点検をしたり、安全システムや飛行ルール、そしてみなさんが基礎技能講習を受けた後に行う「飛行許可申請」について、その方法などを理解しなければなりませんので、そのあたり、検定の筆記試験にはないようなことをレクチャー致します。
以上、基礎技能講習の内容を3つに分けて書きました。
9時間+1時間(座学)+1時間(実機)の合計11時間を2日間で行います。
休憩も入れて、だいたい13〜14時間ぐらいでしょうか。基礎技能ライセンスコースを2日間で行う場合は、これに3級講座が4時間加わりますので、毎日9時〜18時ぐらいまでです。
時々、これに応用技能講習(目視外飛行や夜間飛行など)も同時に、というリクエストがあります。
その場合は21時とかまで行うこともあります。(基礎技能講習と応用技能講習の同時申し込み、同時開催が可能です。希望の方は問い合わせください)
以上、ドローン検定・基礎技能講習についての説明でした。
ドローン操縦士資格を取るなら、ドローン教習所 GARDENZ大阪校で!
ドローン検定の基礎技能講習ってどんなことするんですか?ぶっちゃけ、受講する意味ってありますか?教えてください。
こんにちは、GDS大阪校の清水です。
ドローン検定の公認指導員で、
ドローン教習所 GARDENZ 大阪校(GDS大阪校)を運営しています。
名前が清水克敏なので、シミカツと呼ぶ人がいますが、 実は やめてほしい もっとかっこいいあだ名が欲しいとずっと思っています。
(著者近影:2021年3月くらい、講習後のフットサルコートにて→ドローンからの映像がないねこれ。どこかにアップしますね)
なんだか Yahoo知恵袋みたいなタイトルになってしまいましたが、今回は ドローン検定の基礎技能講習ってどんなことをするのか、 スクールなんて受ける意味があるのか、ということについてまじめに書いてみたいと思います。
しかしながら、自分のスクールについての記事を運営している本人が書くという、 宣伝でしかないような記事なんて、普通は信用されません。だって自分で書いてるんだもん。
自分で書いてるんですが、第三者目線も入れつつ、 役に立つだろう事も織り交ぜつつこれからドローンを始めようか、スクールに行こうかどうしようか、 ドローン検定の基礎技能講習ってどうなんだ?と興味を持ってくれたみなさんに向けて書いてみましたので、騙されたと思って読んでみてください。判断材料くらいにはなるかもしれません。
最初にドローン検定について、ちょっとだけ説明します
ドローン検定協会が実施するドローン検定は、1級〜4級までありまして、 認定者数(受験者数)が国内でもっとも多い国交省認定講習機関なのですが、このドローン検定には座学の他に技能講習があります。それが基礎技能講習です。この基礎技能講習を受講することによって、ドローン操縦士という資格が取得できます。
この基礎技能講習を受講するにあたって、ドローン検定では「4級合格者以上」という条件を設けていますが、 実は3級試験は講習を受けたら取得できるという裏技が使えます。
ちなみにGDS大阪校では「基礎技能ライセンス講習」 という、3級講座と基礎技能講習がセットで2日間で取得できるメニューがあります。時間のない方にピッタリです。
ドローン検定の試験は2ヶ月毎(奇数月)に行われていて、毎回の申込みはかなり早めに締め切られるので、なかなかの人気です。特に最近では3級の受講希望がとても多くなってきているそうです。
ちなみにGDS大阪校(GARDENZ Drone School)は、このドローン検定協会の直轄校であり、ドローン教習所の運営をしています。
ドローンの操縦が最初から上手だった人はいない。日本のトップオペレーターがやったこと
ドローンのオペレーターとしてお仕事をされている中には、飛行時間が1000時間とか3000時間とかいう方がいらっしゃいます。 いったいどれだけ飛ばせばそんな飛行時間になるのか謎ですが、毎日2時間300日、5年間も続ければ3000時間になります。
聞いた話ですが、日本のトップオペレーターの方は、 毎日5時間300日ぐらい練習したそうです。だいたい1500時間ぐらいでしょうか。逆に言うと、 今からでも毎日5時間1年間練習したらトップ取れるっていうことです!夢がありますね。
ちなみに日本のトップで年収は数千万〜1億とも言われていますが、定かではありません。僕もそうなってみたいです。
はじめてのドローンはホバリング機能がついてないトイドローンで始めたほうがいい
トイドローンでもいいですし、Tinyhoopでもいいと思います。とにかく、何もしなくても空中で浮かんでいるドローンでは「コントロールしている」という感覚が身につきにくい、ということだと思います。
私もそう思います。
私が初めて買ったドローンは、ParrotのMamboという機種でした。ホバリング機能がついていて、何もしなくても空中で浮かんでいてくれます。200g以下なので部屋の中で飛ばせますし、操作の練習にもなりました。
(今はもうフライモアコンボ売ってないんだね)
しばらく経ったある日のこと、インターネットでDJIスペシャリストの試験ではATTIモード(後述)で試験があるという話を知って、
こんなので練習してても 試験に合格しない 上達しないじゃないか!
と思いまして、すぐにこれを買いました。
安いので十分です。(※注:2021年6月現在では扱ってないようです)
で、これがすごく良かったのです。何が良かったって、Amazonでは★がたくさんついてますが、全然コントロールができないのです。僕はめっちゃいい!と思いましたが、この商品に なぜ★が4.5もついているのか未だに謎です。ひょっとするとステマでしょうか。
ちなみにこの機種、上下左右回転前後、ラダーもエルロンもスロットルもエレベーターも、プロポの動きをすべて操作してコントロールしなければなりません。 まるで左右の手足全部使ってる気分になってきます。
ホバリング機能があれば指を離しても空中に浮かんでいますが、そんな機能がついてない機種は指を離した瞬間に落ちます。一瞬です。
当時は毎日1〜2時間ぐらい、これを空中で止めたり、部屋を行ったり来たりの練習をしていました。
買ってすぐの頃は30秒も空中に浮かべることが難しかったのですが、1ヶ月もするとバッテリーの持つ間は空中に浮かせてられるようになりました。たぶん誰でもそれくらいで出来るようになると思います。
自分の話はもういいですね。すみません。
そろそろ基礎技能講習について書いていきます。。。
基礎技能講習は上手くなるための講座(スキルアップ講座)ではありません!
基礎技能講習を受けた方にお持ち帰りいただくものとして以下の3つがあります。
- 「10時間の飛行履歴と公式ログ」
- 「飛行許可申請書類の一部免除」
- 「基礎技能講習ライセンス(証明書)&ライセンスカード」
国交省から飛行許可を受けるには「ある一定のスキル」を持っていなければなりませんが、 その「ある一定のスキル」を証明するのが「10時間の飛行履歴」であり「認定スクールの修了証(=技能認定)」というわけです。
まず重要なのは飛行許可を取ることです。趣味でも仕事でも、飛行許可がないと始まりません。
基礎技能講習とは、基礎的な技能を身につける=飛行許可を得るための講習なのです。
ですので、もっと上手くなりたい!という方は、スキルアップ系の講習会に参加されることをオススメします。
基礎技能講習では、9割がシミュレーター訓練です
(こんな感じでシミュレーターを使っています)
ドローン検定の基礎技能講習は、座学を1時間、シミュレーターを使って飛行訓練を9時間以上行ってから実機を1時間、その後で修了試験です。
え?実機は使わないの?と思ったあなた、鋭いです。
実機講習は全体の1割、9割がシミュレーターです。
シミュレーターなら何度失敗しても大丈夫!
まずシミュレーターで学ぶのは、プロポの操作です。
ドローンはつまるところ、プロポの操作で飛行させます。
ですので、ある程度考えずに指が勝手に動くようになるまでシミュレーターで練習したほうがいいです。
シミュレーターは本物と同じようなプロポを使い、ビジョンセンサーをオフにした状態で飛行したり、まるでタイニーのような機種で飛ばしたりもします。風を吹かせたり、プロペラを1枚ずつ止めたらどうなるのか、などのシミュレーションも行って体感します。
こんなこと、実機で訓練出来ません(出来ますが、少々大掛かりになりますね)。
だから、最初は出来なくてもいいんです。何度でも失敗していいんです。むしろ、たくさん失敗できることがメリットだと言えます。DJIのファントムを何十機も壊しちゃってください。
私はトイドローンを使って毎日練習しましたが、基礎技能講習を受けに来られるのはドローンをまだ購入していない方がほとんどです。
実はそのような方こそ、最初にシミュレーターで操作感覚を養うことが重要だと考えます。
ドローンは機械ですから、いつGPSが切れるかもしれません。壊れるかもしれません。 そんな状況でも、飛ばした以上は自分の責任で手元まで戻さなければなりません。
ちなみに、 GPSを切った状態をATTIモードといいます。GPSが切れているので、その場所に留まっていることが出来ません。勝手に流れていきます。そんな状態のドローンを操縦するには多少の経験と慣れが必要です。
「シミュレーターなんて使って、 実機を飛ばさないと役に立たないんじゃないの?」と思われるかもしれませんが、逆に 実機でできないことが出来るのが、シミュレーターのいいところなんです。
基礎技能講習のメリットと個人で受ける意味について
ここまでちょっと長くなりましたので、整理します。
- ドローン検定は1~4級まである
- 基礎技能講習を受けるには4級以上の合格が必要である
- 3級は
お金を払ったら講座を受講したら取得できる - 基礎技能講習はスキルアップのための講習会ではなく、飛行許可(承認)を得ることが目的(と思ったほうがいい)である
- 基礎技能講習は2日間で10時間の飛行履歴が、公式ログとして残る
- シミュレーターが9割
- シミュレーターは実機で出来ないことが出来る
飛行許可を受けるための講習会であるということは理解頂けたと思いますが、では自力で出来ないのか、について比較検討してみたいと思います。
ドローン検定の基礎技能講習を受けて申請する場合
- GDS大阪校の基礎技能ライセンスコースに申し込む。
- 2日間受講する。ライセンスが取得できる。
- ドローン検定のHPから技能認定証をダウンロードする
- ドローンを買って申請する
- 2~3週間程度で許可される
- 受講時間:2日間
- 申請まで10日間くらい?
- 費用:89,800円(GDS大阪校の場合。ドローンの購入費用は除く)
飛行許可を自力で申請する場合
- ドローンを買う
- 近くの飛行可能区域を調べる
- その区域の管理者さんと調整を行う
- その飛行可能区域まで行って、10時間ドローンを飛ばす(ログを付ける)
- 単に飛ばすだけじゃダメ。十分な飛行経歴を持った人が監督する元で、飛行マニュアルで決められた訓練方法で10時間飛ばす
- 申請する
- 2週間程度で許可される
- 10時間の飛行履歴と飛行訓練の時間:1~3ヶ月?
- 申請までの期間:1〜3ヶ月?(場合によっては1週間程度?)
- 費用:飛行可能区域まで行く交通費、その他経費(住んでる地域による)
自分で申請される方は、 自分がどれくらいの期間で10時間飛ばせられるかを考えてみてください。また十分な飛行経歴を持った人が監督する元で10時間です。そんな人まわりにいないよw
で、結局、基礎技能講習は受けたほうがいいの?受けなくてもいいの?どうしたらいいの?
結論から言いますと、 どっちでもいいです。どっちでも可能です。
という、身も蓋もない結論を書いたら怒られるので、
個人的な意見を書きます。
私は、個人で講習を受ける意味というものがあるとすれば、 時間と信用をお金を払って手に入れることだと思っています。
講習を受けると、お金はかかりますが時間は短縮出来ますし、基礎技能講習のライセンスが付与されて、一定のスキルがあるとみなされます。DIPSの操縦者登録にもスクールで技能認定を得たことが記録されます。
ということで
- 最初にドローンを購入することが出来て
- 毎週末に(毎日でも)飛行する時間的な余裕があって
- 飛行可能区域まで自分で行くことが出来る(クルマ必要な場合がほとんど)
という方については、ご自分でされるのもいいかもしれません。
逆に
- 今はドローンを持っていないが(まだ買いたくない or 買えない)
- 時間を掛けたくない(時間的な余裕がない)
- 都市部に住んでいたり、車を持っていないので飛行場所まで行けない
- 業務(仕事)で使うので、しっかりした裏付けが必要(たまにクライアントに提出を求められる)
というような方は、受講される方がいいと思います。
ちなみに私は、最初の頃は自分で飛ばしてましたけど、結局は基礎技能講習を受けました。
スクールに7〜9万円かけるのと(しかもまだドローンを買ってないのに)、ドローンを15万〜20万ぐらいで買って、ガソリン代高速代使って10時間の飛行経験を積んでから申請するのとでは、考え方の問題ですので どちらがいいというのはないと思います。 どっちもOKです。
ですので、
自分は業務で使うからきちんとしたい、という方や、 これからドローンを使って仕事をしたい、という方は、どうぞ 今すぐにでも基礎技能講習を受けに来てください。基礎技能ライセンスコースであれば 2日で取得できますし、出張対応もしています。
ということで、基礎技能講習を受講してみようかなーと思ったら、このページから申し込みできますのでよろしくです!
講習日程一覧
最後に
今回、出来るだけ正直に書いてみたつもりです。
本当なら「みんな受けたほうがいいよ」と書きたいところですが、受けなくてもいいんじゃないかな?という人もいると思います。
受ける理由は人それぞれだと思いますが、ドローンは飛ばしたいけど スクールって行かないといけないの?という質問に対して、きちんと向き合ってみました。
もしかしたら向き合い方が足りなかったかもしれませんので、次回は「こんな人はスクールを受けなくてもいい」みたいな記事をスクールの講師が書いてみたらおもしろいかな、と思ったりします(笑)
最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。
GDS大阪校 清水克敏(シミカツ)
《2021年6月追記》
冒頭に動画を貼り付けたり、古くなったリンクを整理したりしました。
この頃から法律(航空法)も変わったり、来年度(2022年)には更に法律が変わって『ドローンライセンス(免許・国家資格)制度』になったりと、ドローンの環境はめまぐるしく変化しています。
今回読み返してみて僕の基本的なスタンスは変わりませんが、来年度の免許制度への移行についてはスタンスは変わるかも?と思っています。というのも、指定されたスクールを受講した人は試験の一部免除という一文が政府の発表に入っているからです。
変わらず許可承認は残るそうですが、ライセンスを取得したほうがはるかに楽だからです。
ここはもう少し様子を見ないといけませんが、おそらく秋口ぐらいにはわかるのではないでしょうか。
ここで取得した技能認定が2等ライセンスの取得の際に試験の一部免除になるということであれば、ぜひ取得をおすすめします。飛び込みで取る自動車免許みたいなもので、ほぼ1回では受からない試験を受け続けるよりサクッと講習受けたほうが早いですからね。
ライセンスについては、最新の情報を追っていきたいと思います。
ということで追記終わります!
ありがとうございました!
ドローンを買ったらエアロエントリーの保険に入りましょう!
空を飛ぶものは落ちるように出来ています。
マルチコプターは動力(バッテリー)がなくなったり、風などに煽られてバランスを崩すと、傾きによってプロペラの回転を止めるようにプログラムされています。
これは、回転したまま落ちるよりも、回転を止めて落としたほうが安全なので、自動で止まるように出来ているのです。
ドローンは風が吹けば落ちるし、バッテリーがなくなっても落ちる(当たり前)。人間が変な操作をしてもそうそうは落ちませんが、飛ばしていい条件以外で飛ばしたら落ちるんですよね。
今日は入っててよかった保険のお話。
別に保険を売ろうってことではないので安心してください。アフィリエイトリンクも貼りません。
ドローンを飛ばそうというくらいの年齢の方であれば、何らかのかたちで保険というものに入っている方も多いですよね?ぼくも昔、保険屋のおばちゃんに 入らされました。
何年か後に 友人のFPに「これはダメだ」と言われて解約しましたが。
保険といえば、自動車を買ったら自動車保険(任意・入りましょうね)、結婚するなら生命保険(社会人になったら早い段階で入ったほうがいいよ)、家を買ったら団体信用生命保険(ローン組んだらね)、中年になりそうならがん保険(アヒルのやつとかね)、などなどいろんな保険が世の中にはあるんですが、 ドローンにも当然、保険があります。
保険の種類については、いろんなサイトで紹介されているので、「ドローン・保険」でググってください。
DJI製品買ったら1年間無償の保険がついて来るのを知ってますか
ドローン保険の加入率について調べてみようと思ったんですが、どうしてもデータが見つけられなかったので、自動車保険の加入率データから考えてみたいと思います。(こういのなんていうんだっけ?)
これは、自動車保険の加入率について、 三井ダイレクト損保さんのサイトから一部引用します。
「対人賠償(対人賠償保険、対人賠償共済)」の加入率は、自動車保険と自動車共済を合計すると87.8%です。自動車共済の加入率のもととなる数値は、JA共済、全自共、交協連、全労済から、損害保険料率算出機構に対して報告があったもので、それ以外の共済は含まれていないことを考慮すると、90%に近い数の車が自動車保険もしくは自動車共済に加入していると推定されます。
ということで、自動車保険の加入率は、保険と共済合わせて88%でした。これはそのままスライド出来ないと思います。
国内のドローンのシェアはDJI社製が約80%あります。DJIのドローンを購入すると1年間の保険が無料で付帯されるのですが、これについて、製品の箱の中にもどこにも書いてありません。
保険は用意しているけど、ググったり友だちに聞いたりして自分で探して入ってくださいね、ということです。
仮に自動車保険と同等の加入率だと考えれば88%ですが、そもそもドローンに保険があることを知っているのか、個人でこのDJIの例から考えても半数程度だと思っていいのではないかと思います。
業務で飛ばしてる人はおそらく100%でしょう。なので、感覚的には60〜70%の間くらいではないでしょうか。(誰かデータあったら教えてください)
先日、公園で飛ばして逮捕された事件がありましたが、そういう人はたぶん入ってません。保険に入る知識と情報収集スキルがあれば公園で飛ばしていいかどうかくらいわかるからです。
エアロエントリーDJI商品購入者向け保険のサイトはこちら
とりあえず、DJIの製品の箱の中に エアロエントリーの案内を1枚入れましょう。DJIさん、お願いします。
DJI製品は無償で1年間の保険が付いてくるのだから、まだの方はWEBで手続きしちゃいましょう!
ドローン操縦士資格を取るなら、ドローン教習所 GARDENZ大阪校で!