《ドローン Q&A》ドローン検定や人材開発支援助成金、ライセンス制度などにお答えしてみます
7月末から2週間ほど、講習ラッシュでブログが空いてしまいました。
このところ立て続けに問い合わせのお電話を頂くのですが、よくある質問というのをQ&Aでまとめましたのでよろしかったらどうぞ!
Q:ドローン検定3級を取れば飛ばしていいのですか?
A:ドローン検定3級は筆記試験ですので、技能とは別物です。
ドローン検定協会が実施する「ドローン検定」の各種試験は、「筆記試験」のみです。これは、ドローンを飛行させる上で必要となる「知識」を問う試験となっています。
無人航空従事者試験(ドローン検定)とは|無人航空従事者試験【ドローン検定】公式サイト
一方、我々の「ドローン教習所」は技能を教える講習会を実施しており、その技能を学ぶ上で必要な知識である「ドローン検定」の3級以上を所持している方しか受講できないルールとなっています。
【 ドローン教習所® 】 公式サイト |ドローン操縦士 養成ドローン資格スクール
GARDENZ Drone School 大阪校 -【 ドローン教習所 】 公式サイト | 大阪府のドローン操縦士養成 ドローン資格スクール
ドローン教習所では、3級講座という講座を開催しており、これを受講すると3級の筆記試験合格と同等とみなされます。そのことから、3級講座と技能講習をセットで2日間の日程で開催しております。
そして、この講習を受講することで「ドローン操縦士」資格と「技能認定証(修了認定証)」が付与されます。
この技能認定証を国交省への許可承認申請時に添付することにより、許可承認がスムーズになります(申請時の書類の一部を省略することが出来ます)。
Q:2日間でドローンを飛ばせるようになりますか?
A:法律的には10時間の飛行訓練が義務付けられています。
こちらも上記の質問とほぼ同じ内容なのですが、上記の「ドローン操縦士ライセンスコース」を受講することによって技能認定証が付与され、飛行許可承認申請が出来るのですが、その飛行許可申請に際しては「十分な経験を積んだ監督のもとで」「10時間以上の飛行訓練をすること」が義務付けられています。
当校の2日間の「ドローン操縦士ライセンスコース」では9時間のシミュレーターと1時間の実機訓練で10時間の飛行訓練をすることで条件をクリアしています。
Q:GARDENZ大阪校はレベル4に対応していますか?
A:レベル4は、2022年度からスタートする新しい制度です。
レベル4は2022年度からスタートする新しい制度であり、第3者の上空における目視外飛行のことです。こちらは現在では飛行の許可承認申請には対応しておりません。要するに飛ばせないということです。
レベル4に対応した新しい制度はまだ概要しか発表されていませんので、どのような訓練が必要なのか決まってないのが現状です。機体認証やライセンス、運行管理やルールも決まっていませんので、どこのスクールもまだ対応していないと思います。
《参考記事》
いよいよ2022ドローンライセンス制度の概要が見えてきた! – 大阪発 国土交通省認定ドローン検定指定校 GARDENZドローンスクール
Q:人材開発支援助成金に対応していますか?
A:特定訓練コースにおける10時間以上の教育には該当します。
人材開発支援助成金については、厚生労働省ホームページを見ていただくとして、以前に僕が調べた内容は、過去記事に掲載しております。詳しくはこちらをご覧頂くとして、
人材開発支援助成金を活用して、ドローン検定のドローン操縦士の資格を取得しよう – 大阪発 国土交通省認定ドローン検定指定校 GARDENZドローンスクール
基本的には特定訓練コースの10時間以上には該当します。(14時間です)
助成金窓口にも電話をかけて聞きましたので大丈夫だと思います。
あとは、申請する企業の申請内容がどう判断されるかは、窓口にてご相談ください。
厚生労働省ホームページ
人材開発支援助成金について
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/koyou/kyufukin/d01-1.html