2016-旅行業法令(20)『旅程管理業務』

2016 国内 過去問解説, 2016 旅行業法令

『GARDENZ パーフェクト解説集』ブログバージョン

国内旅行業務取扱管理者資格講座 2016年度問題の解説

今回は「旅程管理業務」に関する出題です。

企画型旅行では、企画者である旅行業者が旅行のスケジュール(旅程)を立てて、参加旅行者はその旅行業者が定めた旅程に従って行動します。
旅行業者の提供するサービスを確実に、円滑に(代替サービスも含めて)提供するためにも旅程管理が必要になりますので、その旅程を管理する「旅程管理者(添乗員」が必要になってきます。

今回も問題と解説、そして最後に回答を書いています。

<問題20>旅程管理業務を行う者に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

ア.企画旅行に参加する旅行者に同行して旅程管理業務を行う者として旅行業者に選任される者が複数の場合は、当該同行する者のすべてが旅程管理業務を行う主任の者の資格として定められている要件を満たす者でなければならない。

イ.旅行業者によって選任された旅程管理業務を行う主任の者の指導による旅程管理業務に相当する実務の研修を受けた経験は、当該研修を受けた地域を目的地とする旅行に係る旅程管理業務に従事した経験とみなされる。

ウ.国土交通省令で定める旅程管理業務に関する実務の経験とは、登録研修機関が実施する旅程管理研修の課程を修了した日の前後5年以内に3回以上の旅程管理業務に従事した経験をいう。

エ.旅行業法の規定に違反して罰金の刑に処せられてから3年を経過した者は、旅程管理業務を行う主任の者となることができる。

 

<解説>
旅程管理とは、旅行業者が実施する企画型旅行の円滑な実施のための措置です。旅行業者が企画した旅行ですから、それらを円滑に実施するために(代替サービスなどの)措置を講じなさいということですね。動画でも登場しますが、例としては「旅行に同行してお客さまを管理する」ということがあります(添乗員)。その添乗員は「旅程管理主任者」という有資格者が行わなければなりません。

 

それでは問題文を見てみましょう。

ア.「当該同行する者のすべてが旅程管理業務を行う主任の者の資格として」=同行する者「すべてが」資格を保有していなくても構いません。添乗員が複数同行する場合は、その中で「ひとり」が保有していれば問題ありません。

イ.「当該研修を受けた地域を目的地とする旅行に係る旅程管理業務に従事した経験」=旅程管理主任者の条件として「研修(座学)+実務経験」がありますが、ここに記載される「研修を目的とした旅行」であっても、条件としての実務経験にカウントすることが可能です。

ウ.「前後5年以内に3回以上」→正しくは「終了前後1年以内に1回以上」もしくは「終了後3年以内に2回以上」です。

エ.「3年を経過した者は」→旅行業の登録のルール(5年ルール)が適用されます=3年ではありません。

※5年ルール(登録の取り消しを受けてから5年、不正行為をしてから5年、禁錮以上の刑または旅行業法違反による罰金刑に処せられ、その執行を終わり、または執行を受けることがなくなった日から5年など)
という観点から問題を見ていきますと、正しい選択肢は(イ)になります。

国内旅行業務取扱管理者を、独学・最短で取得する!

全263本の解説テキストと動画(3年分)で、独学・最短での取得を目指そう!

解説動画263本が19,800円で見放題
  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

関連記事一覧

アーカイブ