国内旅行業務取扱管理者2015 国内実務-08:「フェリーによる運送について」

2015 国内 過去問解説, 2015 国内実務-運賃料金

国内旅行業務取扱管理者資格講座 2015年度問題の解説【国内実務-フェリー】

8 <フェリーによる運送について>

今回も過去問に従って解説を進めていきます。
それでは、早速見ていきましょう。

8. フェリーによる運送に関する次の記述のうち、正しいものを1つ選びなさい。

(注)「海上運送法第条第 項の規定に基づく標準運送約款(フェリーを含む一般旅客定期航路事業に関する標準運送約款)」によるものとする。また、年齢は乗船日現在とする。

ア.2等船室の旅客運賃が大人1,000円、1等船室の旅客運賃が大人2,000円、自動車航送運賃が10,000円のフェリーに、大人2人(自動車の運転者1人を含む)が1等船室に乗船する場合、この乗船に係る運賃の合計額は13,000円である。

イ.指定制の座席ではない2等船室の旅客運賃が大人1,000円、小児500円のフェリーに、大人1人が2歳と4歳の小児2人を同伴して当該船室に乗船する場合、この乗船に係る運賃の合計額は1,000円である。

ウ.2等船室の旅客運賃が大人1,000円、特殊手荷物運賃が2,000円のフェリーに、手回り品として取り扱うことができない自転車の運送を伴う大人1人が乗船する場合、この乗船に係る運賃の合計額は2,000円である。

エ.旅客運賃1,000円、急行料金1,000円を収受する急行便が、所定の所要時間以内の時間でフェリー会社が定める時間以上遅延して到着した場合において、当該急行便の旅客が払戻しの請求をしたときは、フェリー会社は旅客運賃と急行料金の合計額の2,000円を払い戻す。

<解説>

フェリーの問題です。ポイントは3つ。1つめ、「自動車航送運賃」には大人一人分の二等船室が含まれています。2つめ、年齢区分はJRと同様です。3つめ、無賃の扱い。大人一人につき幼児一人が無賃になります。

これを踏まえて問題を見ていきます。

ア.大人一人分の料金が含まれていますから、10,000円(一人分)+1,000円(一等への差額一人分)+2,000円(一等船室の一人分)=13,000円が必要になります。こちらは正解ですね。

イ.大人一人と小児が二人、これは幼児の扱いになります。ですので大人一人につき幼児は一人無賃となりますので、今回は1500円が正しい運賃となります。

ウ.この場合、旅客運賃+特殊手荷物運賃の合計となりますので、運賃は3000円が正解です。※二等船室が含まれるのは自動車航送運賃の場合のみです。

エ.急行料金を支払って乗船したフェリーにおいて遅延した場合の払い戻しは、急行料金のみになります。旅客運賃は移動に対する対価ですので、到着した場合は払い戻しはされません。

正解をひとつということで、今回は【ア】が正解となります。

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